綱打ちです

ごたっこぞう

2010年03月02日 21:21

昨日は土曜日のメンテナンス記事でしたが、
今日はがらりと変わって、御柱の記事です。

先の日曜日、朝起きると、雨がぱらぱら!
すぐに区内の無線放送が入ります。
雨が止むまで自宅待機だそうな。
9時半頃になると、雨は小降りから霙そして雪へと変わります。
すると先の無線放送が入ります。
「区民の皆様、お待たせしました。」
はぁ???
最悪のお天気ですが、予備日の設定もなく、やるっきゃないか・・・

この日の綱打ちは、御柱本番で使う引き綱と、秋に行う小宮(地元のお宮さん)
の引き綱の合計4本の綱を打つことです。
打ち方としては、まずすべ縄と呼ばれる麻縄を必要な本数分決められた長さにそろえることです。



こんな感じで数十メートル伸ばしてまずは一束にします。
この束を3組作りいよいよ綱を打っていきます。
まず、最初にへびくちと呼ばれる輪の部分を作り、
更に山の神と呼ばれる結び目を作り、
後はひたすらよって行きます。



言葉で言うのは簡単ですが、直径1センチ近い縄役60本をよっていくのですから、
独特な結び方はロープワークのごとく、合理的でありながら、複雑で、
年寄りから若者へと、しっかりと受け継がれています。

午後1時頃には雪も止み、少し日も差し始めました。
ここで一番大物の綱もほぼ形になり、
やっとお昼です。
とは言え、メニューはおにぎり&お茶or冷酒!
そして、わが地区ではこれ!



おにぎりを平らげた後、左手にコップ酒、右手でしらすをつまんで口の中へ。
これがスタンダードです。

その後サイズはスケールダウンしますが、3本の綱を同様に打ち、
最後はきれいに巻き上げ台の上に置きます。



この綱は地区内のお店に飾っていただき、しっかりご祝儀を頂くことになります。
後数日で、御柱の伐採を行い、いよいよ諏訪は御柱ムード全開へと進んでいきます。
前回は、区を代表する役員でしたので最初から最後までしっかりと御柱漬けでしたが、
今回は、どちらかというと指導的役割なので、少しは楽になるかと思いますが、
いかがなりますでしょうか。

この後、公民館で直会(なおらい)となり、
乾き物と、コップ酒の宴会に突入です。
おかげで、週末の記事を今日書いている次第です。

まずは、安全にお祭りが出来ますように。

や~~~~みなみなさまぁ~~~
ごぶじでぇ~~~~~
おね~~がぁ~~~いだ~~~

(御柱の木やりのひとつです)

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